後期授業6日目
1時限目「ウエイトトレーニング1」
課題のパワークリーン練習にて。
キャッチ時のフォーム習得に取り入れている“フロントスクワット”。
望ましいフォームでできている学生が増えていることに反復の重要性を再認識。
2時限目「スポーツ医学」
前回の続き、内科的スポーツ障害の基礎知識として、エネルギー供給系、神経系、水分摂取の各方面から見た、“疲労”についてテキストに沿って確認。
次に、急性障害(疾患)の中から、“突然死”“熱中症”“意識障害”という、スポーツで起こりうる重篤な障害についてその予防と万が一起こってしまった場合の現場対処を確認。
リスク管理の重要性を再認識。
本日も授業を通した学びに感謝。
ありがとうございました。
後期授業5日目
1時限目「ウエイトトレーニング1」
課題のパワークリーンの練習から。
とある学生から、少しずつ挙上重量が上がってきているとの嬉しい報告も。
自主トレをしっかりと行っているようです。
やはり結果はうそをつきません。
2時限目「スポーツ医学」
前回の続き、頸部のスポーツ外傷より“椎間板ヘルニア”について、受傷のメカニズムからその症状と現場処置まで。
また頸部の徒手検査法について、学生にモデルとなっていただきその方法を紹介。
その後、内科的スポーツ障害の基礎知識として、適応と破綻について、また、生理的変化と病的変化についてその違いを確認。
難解な専門用語・医学用語に苦慮しながらも、読み解く努力をする学生達。
本日も授業を通しての学びに感謝。
ありがとうございました。
安静は麻薬
スポーツメディスン154号の特集に、「筋肉は内分泌器官である」というタイトルの記事が。
筋肉はただ収縮して力を発揮するだけでなく、グリコーゲンを貯蔵するだけでなく、
なんと!ホルモンを分泌している内分泌器官だということが明らかに!
しっかり運動を行う(※注)ことで筋肉から発現するホルモンが、脂肪の分解を促進したり、
肝臓の糖代謝を促進したり、血管の内皮細胞も新生したり。(注:ただし、ほどほどの負荷では発現しない)
さまざまな疾患で運動の有用性が証明されていますが、色々な症状が改善することも納得。
この結果を受け、すでにとあるリハビリ病院では手術前後に「徹底的な運動負荷」をかけて、
よい成績をあげているとのこと。
記事には、手術翌日に人工呼吸器をつけたまま運動をしている患者さんの写真も。
手術前にも「ガンガン運動してもらいます。」だそう。(もちろん安全確保の上で)
また、自宅で腰が痛くて脚が動かせず、おむつで寝たきりの高齢者を、1ヶ月間のリハビリで
歩けるようになって、30〜40段もあろうかという石段の上にある自宅に歩いて帰ったという
エピソードも。
しかも、その1ヶ月間のリハビリ期間、1日6時間!のリハビリで、さらに、1日3,000回!?
のスクワットを実践していた?させられていた?とのこと。
主治医がときどき様子を見に行くと、5年経った今も、毎日石段を昇り降りして生活されているそうで。
「よく頑張りますね」と主治医が声を掛けると、この高齢者曰く、
「もう二度とあんなつらいリハビリはしたくない」
後期授業4日目
1時限目は「ウエイトトレーニング1」。
まずは課題のパワークリーンの練習から。
自主トレの成果がフォームに見られる学生に目を細めて。
学生同士でフォームをチェックし合う様子も見られて望ましい雰囲気。
続いては前腕のエクササイズ。
テキストには掲載されていなかったエクササイズも紹介。
どこの筋肉が使われているのか意識しながら実践。
しっかりとオールアウトするまで追い込む学生も。
きつい体験は将来の指導実践で役立つはず。
2時限目は「スポーツ医学」。
今回の講義は、まず前回の続き、障害発生のメカニズムについて、その概要を説明。
次に、頭部と頸部のスポーツ外傷について、機能解剖から発生機序、症状、現場処置までをそれぞれ確認。
これらの部位は、最も重い傷害につながる可能性が。
緊張感を持って説明にもつい力が。
本日も授業を通しての学びに感謝。
ありがとうございました。